公開日翌日、早速観てきました。
面白かった〜!もろにバブルで青春時代を過ごしたモノにとっては痺れますよ。
ディスコ、クルージングパーティ、インターカレッジに六本木の夜をうまーく再現してます。
で、バブルは間違っていたのか?
「みんな目を覚ませ!」っていうお決まりの結論ではありませんでした。そこが良かったね。
1960年代生まれのお仲間は是非観て下さい。懐かしいと言った感傷に浸る事は無用です。
或意味、僕らバブル世代は凄く良い経験をしましたよ。
女性に対するエスコート、贅沢は味方!ひたすら上昇志向!
仲間で連動して行動!なにもかもがポジティブシンキング。
「癒し」ですら積極的に取り入れよう、って...。
不自然な行動がいっぱいでした。
この映画とダブル、大学生時代の僕らの行動をヌルッと紹介すると...
あの時代はどんな女の子でも、女性をレディとして扱いました...。
たまに勘違いなタカビーもごろごろいたけど。
彼女と買い物行っても、荷物を男性が持つのは当然。
歩くときは彼女を歩道側、彼氏は車道側で守る。
クルマは助手席から先ず開けてあげる。彼女が座ったのを確認してからドアを閉め、初めて運転席に廻る。
勿論自発的行為です。言われてやるのではなく、そうしたいのでした。
彼女の大学卒業謝恩会は家までクルマでお迎え。品プリか赤プリを予約...着替える部屋を提供します。
謝恩会が終われば会場のホテルまで颯爽と迎えに行き(花束持参)、彼女の家までお見送り。
これはアッシー君の仕事ではありません。全部お互いが当然の如く進行します。
「面倒くせ〜よ!」などとは誰も宣いません。
軽く頷き「任せろ」と言うのみです。
彼女たちはクリスマス・卒業式には、彼がナイトや王子様になってくれることに夢見るのでした。
なので、彼氏もそこはエスコートすることで一人前の男な気分。
ズラッと並んだ、バリッとした彼氏どもがエントランスにて彼女を待つのです。
そこでのファッションや身のこなし、クルマでも差が付く世界観もありで...
って、俺たち大学生だぜ?
で、その謝恩会に来てくれる王子様の居ない子の為に、一日レンタル彼氏代行ビジネスまで...
これ今でもあるのかな?有るわけ無いね。
でも、彼女を大切にする姿勢。お店を選ぶ段取り、良い物を知りたい!
と努力をすると言うことは良かったね。
じゃないとさ、可愛い女の子は金持ちのおじさんに持ってかれちゃう可能性有りなわけよ。
エスコートのレヴェルが違うから。
そんな見せかけじゃなくて、重要なのは心でしょ?
当然、皆が皆そんな事にふらつく女の子ばかりじゃないです。
ただ、若い男たちには緊張感があったね。
お金持ちのする、何もかもずば抜けた行動は羨ましいけど、俺たちには俺たちの良さがある。
と言う現状には甘んじていられなかった。
心は良くて当たり前、それプラスアルファも大事。
うん、これはこれで良いことだよ。
こんな格好ばかり付けてないで一緒にいるだけで幸せ...
時代や廻りに振り回されてるみたいでダメじゃん...
って〜のは今も昔も変わりはありません。
もちろん、普段は二人仲良くマタ〜リと過ごしては居ますが、
極める所は決めたい!というエエカッコシーがまた楽しかったの。
だから、ダンパやクリパ、イベント系は目一杯お洒落して楽しむ!
リラックスすることと張るところ、メリハリが効いてましたね。
って、女の子のことしか頭にねえのか?と思われがちですが...
・・・やっぱ、その通りかも。ウエイトはめちゃくちゃ高かった。
でも、他にもファッション、車、遊び場、パーティの企画とかもすんごい考えてた。
はじめはモテる為、当時はとにかくモテたくて。
でも、次第に純粋に好きになり自分の物になってきたことも多いのですよ。
結果、今の職業になっているし。
そのために学業はそこそこに、ひたすらバイト。
・・・映画とは関係ないことで話が進みましたが...
バブル終わらなければ良かったよ!と言う気持ちも半分くらい沸きました。
良い意味で淘汰され、洗練はされるハズと。
バブル世代のオヤジ達よ、頑張りなさい!というメッセージを、エンディングで貰った気がします。
失われた90年代とか、「バブルは恥」とかで冷めてんじゃねえ!
変にバブルを反省してるだけじゃ何も生まれない。
良いところも沢山あったよ。
前のめりに生きろ!
人生楽しめ!って。
これまた、サントラが泣かせる!
昭和バブル君・回顧録
エスコートをする男性君は減ったのでしょうか...
昭和バブル君と平成姫が付き合えば新鮮かも...
昭和バブル君はエスコートをすることを楽しんでいたのです。
別に気に入られようとしてたんじゃなくて、その行為にスタイルを見出し、青臭いダンディズムを感じていたのでしょう。
所詮学生のする事。「プレイ」です...エスコート・プレイ!
一種の西洋かぶれですわ。
「男は黙ってサッポロビール」の寡黙系に対する反動です。
でも、昭和バブル姫はそうして貰うことが当然だと思っている、感謝なんてしない子もいたのです。
こっちが荷物持とうかな?と思った矢先に
「荷物持ってよ!」とか「何で真っ先に車道側歩いてくれないの!?」「私を大切に思っていないんだ....」とか。
オイオイ、待てよ...と。
所謂「バカヤロ女」の出現ですね。
そんな子とは2回目のデートはありません...こちらから願い下げでした。
これが進化していれば、「自然な振る舞いとしてのエスコート」に対して「ありがとう」と自然な応対が出来て、本物のエスコートになるのでしょうね。
その点欧米は上手いね〜。
なので「してあげたくなる女の子」か、どうかとは別に男性のダンディズムが時代によって異なるんですよね。
古来の日本男子は多くを語らず、というか表面的なエスコートが苦手な国民です。
それにバブル以降の男の子は、渋カジ系からオシャレを覚えてる傾向があるからさ、どうしてもワイルド系の影響も?なのかも。
これも反動なんだろね。
バブルがはじけて、エレガンス系が飽きられて、肉体派がもて始めたし。
「ついて来い」が前に出た時代が淘汰されて、今は凄く自然になってる。
わざとらしいエスコートは飽きられ、内面的なエスコートを重視してるっつーか。
必要以上のことはしなくても良い...心が通じていれば、っつーか。
だから、今の方がお互いにリラックス出来て良いのでしょう。